2014年4月23日水曜日

銀河の双子星ブローチ

結晶型巨石が立ち並ぶ遺跡が有名な丘の上に、古い天文台がありました
木製の大きな扉を開けると、背中から斜陽が差し込んで長く影が伸びました。
コツ、コツと、踵が床を鳴らす音が建物に響きます
奥の扉が、ギィと軋んだ音を立てて開き、声がしました

「「待っていたわ、来るのを」」

よく似た声が重なって、声の主に導かれるまま奥に入りました
古びた機械が並び、その奥には天体望遠鏡
大きな木の机には、無数に散らばった天文図、星図、惑星のスケッチ
色ごとに分けられた色鉛筆とインク瓶に硝子ペン
・・・そして、セピアのインクで印刷された、不思議なチケット

「もうすぐ来るわ、星と一緒にね。準備はいい?」


銀河航行の飛行挺に乗り込んで
ポケットに夢色の飴を詰め込んで
繋いだ手はきっとずっと離さないで
どこまでも旅をするの 


ピンクとラベンダーのブローチは星とリボンを盛り込んで、可愛さをアピール。
金のフープはボタン足に引っ掛けたり、お手持ちのブローチと合わせても。
襟から襟へ、帽子の上で、ストールの上で。星が繋ぐ銀河が揺れます。

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