2014年10月31日金曜日

Wanderings-worksという存在理由

デザインフェスタまで、あと一週間となりました。
差し迫る時間に慄きながら、そわそわと落ち着かぬ毎日です。


イベントに出るということ。
創作するということ。
作家としてのあり方。考え方。
色々と悩みは尽きません。


イベントに出展するのは、私の作品と私の世界に自信を持ちたいから。
この世界観とデザインの抽斗を作るのに、10年という時間をかけました。
私が経験してきた全てが作品に現れる。
多分私は、私として歩んできたことに証明が欲しいのだと、そう思います。

創作して作品を世に出すのは、私自身の証明のようなものです。
全ての作品は、私を映したものなのだから誰かの物真似であってはならない。
誰かと同じものを作っても、私は尊敬するその人になれるわけでは無い。
だからこそ、胸を張って私はオリジナル作品を作らねばならない。
一人のハンドメイド作家のトウカとしても。
ArtLeoのデザイナーとしても。




そういえば、こちらで書いてなかったかも。

私、レジンアレルギーになりました。
というより、元々樹脂ポストのピアスとも相性が悪くてすぐ膿んでしまう体質なので、相性がよろしくなかった模様。
7月に季節外れの手湿疹、もしくは溶連菌のときの皮下症状(皮の下に小さい水泡がポコポコ)みたいになったのですが、そこから表皮硬くなり、ひび割れて皮が剥けて、もとの皮膚に戻るまではどうにもならないという。
刺激に弱いし、いつもなら皮一枚で血も出なかった小さい怪我が流血するような怪我になるんです。常にピリピリして痛いし。
除光液やエタノールで拭き取りを勧められましたが、やはりダメなものはダメみたい。
今も、肌に付くと皮膚の硬化がでます。

更に、完全硬化後のレジンもダメだということがわかりまして…。
最近強度実験がてらに4時間試着、のち24時間外して放置しましたが、触れていた部分が赤くかぶれました。48時間経過した今もまだ赤く、痒いです。
アレルギーは、心がけや薬で治るものでは無いので、今後のアクセサリー展開が少し変わってくると思います。
私自身がアレルギー症状が出るような、レジンで作ったモチーフが肌に触れるようなものは無いように……。例えば、ペンダントなら服の上から着用するような長さに変えるなどの変更を。金属モチーフのみの場合、変更はありません。
杖のシリーズ、金平糖花シリーズは8割が金属パーツなので、注意書き添付という形にさせて頂く予定です。
本当はもっと素材としてもデザインとしても試したいことがたくさんあったので、残念でなりませんが、私でなくとも似たようなことを考える作家さんはたくさんいるでしょうから、その辺はすっきりさっぱり諦めることにいたしましょう。


私には、私にしか作れない取り合わせのデザインがあると信じて。
誰かの真似だなんて言わせないようなものを、これからも作っていけるように。
それこそ、Wanderings-works(留まる場所を知らない作品達)なのだから。


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