2014年9月7日日曜日

宝玉の騎士とその世界の物語 2

宝玉の騎士(クライノート・リッター)達の世界には、
<騎士を統べる大いなるもの>として星の宝玉を持つ女王様と、
その女王の存在と対になる<世界の礎となる大いなるもの>として妖精王がいます。
宝玉の騎士は金色、妖精王のテーマカラーは銀色です。
サガフロンティアの妖魔たちのような、気高い御方と言われるような、そんなひと。
額飾り(ティカ)を頭に、長い上衣は金糸銀糸で星が飾られた夜空色。
妖精王は世界の影。星の宝玉の女王様を見守るのが役目。
心が揺らぐ事が無いように。常に世界と対峙する。
永遠を生きる宝玉の騎士が、いつか終わりを迎える時のために。
いつも女王が光り輝く世界だけを見ていられるように。

その無表情の下にあふれる想いをひた隠して
冷たい石の玉座から、小さな星の煌めきを見守っている


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